電車やバスなどの公共交通機関が世界一と言っていいほど発達している東京近郊ですが、日常の買物や送り迎え・趣味のドライブなど、車を所有している人も多いのが現状です。
車を所有することで便利に使える反面、いろいろ悩まされる問題も多くなってきます。しかし、車を所有する方が浦安に住むと、ありがちな悩みが少なくなる場合が多いです。
以下にその4つの理由を挙げていきます。
踏切が無い
浦安にいると当たり前のように感じる話ではありますが、実はこれはとても貴重なことです。浦安市と隣接する江戸川区・市川市・船橋市は全て踏切のある道路があります。それも主要道路に近いところを電車が走っているため、渋滞の原因になりがちです。また、どの道路を通れば踏切で長く停まらずに走ることができるか、というようなことを考えなくて済むので、楽しくドライブに出発することが出来ます。
余談ですが、私は京成線より南側から北側に引っ越したために、いつも踏切で停まる時間を考慮して出発することになりました。当然分かっていたことですが、思ったよりストレスが溜まりますね。
渋滞に遭遇することが少ない
上記の話とも関わってきますが、浦安は大きな通り(国道357号線・葛西橋通り~やなぎ通り~シンボルロード・市川浦安バイパス・大三角線)と生活道路が綺麗に区画整理されているため、とてもスムーズに車を走らせることが出来ます。
また、他の地域の混雑する国道付近は、生活道路が渋滞の少ない「裏道」となってしまうケースもありますが、浦安には裏道となって交通量が多くなってしまうところも非常に少ない、という印象を持っています。
国道以外で頻繁に渋滞が起っているところといえば、新浦安駅と東京湾側を結ぶ大通り「シンボルロード」ですが、これは、新浦安駅-東京湾岸方面への道路がこのシンボルロードと、境川沿いの1車線道路しかないために渋滞が起っていると思われます。
今回、浦安市明海2丁目にあるホテルマイステイズ新浦安のところに交差点が開通する予定になっています。ここが開通すると、新浦安駅側とアクセスできる道路が増えるため、渋滞の削減効果が期待されます。
(2015年4月に浦安市役所に電話して確認したところ、5月に完成、6月には開通を予定しているそうです。確定したら広報でお知らせしますとのことでしたがとのことでしたが、6月7日現在まだ工事中です。)→2015年7月に開通しました。
高速道路が便利に使える
浦安には首都高速湾岸線のインターチェンジがあります。中央環状線から少し離れてはいますが、実は羽田空港・成田空港とも一直線で繋がっている道路でもあります。出張や海外へ行く機会が多い方にはとても便利な立地です。また、空港へのリムジンバスも頻繁に出ていますので、車を持っていない方にとっても便利です。
また、成田方面などに多いゴルフ場や、幕張・木更津・酒々井のアウトレットも道路が空いていれば1時間以内でアクセスできます。さらに、2017年度に開通予定の東京外環自動車道は浦安の次のインターチェンジである千鳥町近辺で接続しますので、茨城方面や埼玉方面へのアクセスも良くなります。
2015年6月7日に浦安から成田空港につながる東関東自動車道の大栄ICが、茨城方面に走る圏央道と接続いたしました。今まで茨城方面へのドライブでは首都高で都心に出てから常磐道、というルートでしたので渋滞に巻き込まれがちでしたが、これからは首都高-東関道-圏央道-常磐道、とスムーズに走ることができるようになりそうです。
新浦安エリアは駐車場が安い
新浦安といえば立派なマンション街など、近隣と比べると家賃や不動産の価格が高い、という印象をお持ちの方も多いと思いますが、実は駐車場に関しては相場がかなり安いです。月極駐車場は新浦安駅から徒歩10分程度で1万円程度から探すことができます(2017年6月現在の情報)。
https://chin-navi.jp/feature/2651/ (浦安賃貸ナビ 駐車場一覧)
また、近隣の分譲マンションは無料~数千円のところが多く、浦安・行徳界隈より5割以上相場が安い印象です。車を所有すると毎月の維持費、特に賃貸物件やマンションにお住まいの方は駐車場代が悩みのタネになりますが、駐車場無料のマンションはとても有難いですね。(駐車場は無料、と謳っても、維持管理費はマンションの管理費から拠出されておりますので、負担が無いというわけではないですね。念のため)
【疑問】新浦安は潮風が強いから自動車に塩害が出るのでは?
このような話をたまに聞くことがありますので、専門家に話を伺いました。新浦安の隣、浦安警察の通りの塩美橋を渡ってすぐのところにある市川塩浜の自動車整備工場「吉田自工」の吉田社長です
自動車業界・鉄鋼業界においては塩害というのは「海塩粒子」が飛んでいるところで起きやすく、そうでないところでは起きにくい、というのが通説とのことです。波と風がかなり強い千葉の九十九里浜のようなところは海塩粒子が飛んでいるが、新浦安はそこまで強くないため粒子が飛んできにくいようです。
また、吉田自工さんで新浦安の海側エリアである明海・日の出・高洲の自動車を見る機会も多いそうですが、ひどい塩害や錆にあったものは見たことがないとのことです。とはいえ、台風など強風が吹いた場合は海塩粒子が飛ぶので、その時期は洗車をこまめにしてあげるとよい、ということです。
まとめ 電車も自動車もアクセスがよい浦安・コスパもよい新浦安
東京駅まで快速で16分、バス便も路線バス・コミュニティバス(おさんぽバス)も充実し、なおかつ自動車での移動にも便利。駐車場代も近隣と比較すると安い新浦安。浮いたお金は教育資金や住宅ローンに回すなど、いろいろなことが考えられますね。
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■舞浜から着発する高速バス
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