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家を買うと、「生命保険」がオマケでついてくる。

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家を買うと、「生命保険」がオマケでついてくる。

まだ一度も住宅を購入したことのない方には意外と知られていないのが、「銀行の住宅ローンにはもれなく「生命保険」がついている」という特典についてです。実は、住宅ローンの支払金利には「団体信用生命保険」(以下団信)という生命保険がインクルードされています。つまり、住宅ローン返済額が賃料と同じぐらいであれば、生命保険分お得で、家族にやさしいという事になります。

 万が一の時は残された家族はローン返済が全額免除される

まずは団信の仕組みをご説明します。

団信とは、住宅ローンを貸し出す金融機関が「保険契約者」で「保険金受取人」、住宅ローンの借り手を「被保険者」とする生命保険です。これは返済中に被保険者(ローンの借り手)が死亡または所定の高度障害になった場合、その時点のローン残高と同額の保険金が保険会社から金融機関へ支払われます。つまり、団信は銀行が保険料を払って、貸したお金を取りッぱぐれないようにしする制度ともいえます。なぜなら一家の大黒柱が死亡してしまった場合、一般的に残された家族はローン支払いが出来ないほど経済的に困窮する可能性が高くなるので、銀行自らがお金を出して保険に入るわけです。しかしながら結果として、遺族にはローンが消えたマイホームが丸々残ります。

団信のメリット

  1. 団体扱いなので、単独で加入する場合に比べると一般的に保険料は割安。
  2. 融資額と返済期間によってのみ保険料が決まるので、年齢や性別の差は無く平等。
  3. 融資残高に応じて保険料が決まるため、一般的な保険と異なり歳を取る程に安くなる。

団信の最大の魅力は契約者を「団体契約」であることにつきます。つまり、個人で入るより保険料が割安となります。さらに、年齢や性別によって保険料が変わらないので、一般的な生命保険と比較して入るハードルが低くなります。ただし、20代などで煙草を吸わないなど健康な方の場合は、逆に団信の方が高くなることがあります。

 もし健康状態などの理由で団信に入れないと、住宅ローンは借りられない

団信のデメリット

  1. 健康状態などの理由で加入NGだと、フラット35を除くほとんどの金融機関で住宅ローンは借りられません。つまり、健康でないとダメ。
  2. 団信への加入は住宅ローンの契約時に同時に行わなければならず、あとで入ることは出来ません。
  3. 「掛け捨てタイプ」のため、貯蓄性はゼロです。

最も厳しいデメリットは、1の団信を否認されると、住宅ローンそのものが借りられなくなる点です。大多数の金融機関は団信加入を強制(融資条件の1つ)としているため、「加入が否認される」=「融資条件を満たせない」ことになり、住宅ローンが借りられません。

このことが何を意味するか、それは、不健康になってしまうと、現金を全額耳揃えて用意しないと、家を手に入れることが出来ないという事です。過去の病歴や身体的障害の程度によっては、夢のマイホームを諦めなければなりません。歳をとればとる程に何らかの病気にかかるリスクは高くなります。ですので、住宅購入をあまり先延ばししていると、団信NGという残念な理由で住宅購入をあきらめることになる場合も・・・。実際に、そのような方を多く目にしてきました。

安く買いたいからとタイミングを見計らう事も大事ですが、であればだれよりも「健康」に気を配る必要があります。団信で泣かないように、くれぐれも健康管理はお忘れなく!!

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