築41年のマンションリノベの様子をご紹介してまいりましたが（これまでの工事進捗状況の記事はこちらです→①②③④）ようやく完成しました！今回は「居心地のイイ自分だけの住まい」のイメージを実現したいなと思って色々と試行錯誤しております。
元々は2LDKの46㎡を、リノベで1LDKと玄関土間をプランしました。

室内の居心地のイイ場所をご紹介してまいります。

①DOMA

DOMAは、自転車、アウトドア、サーフボード、スキー、スノボなどなかなか収納しにくい用具類を、飾ったりメンテナンスしたりできるように広々と確保しました。一戸建てでもこの広さの玄関はなかなか実現できない広さになっています。玄関収納はフロートタイプで収納力もあるので、DOMAがいつもすっきり使う事が出来るようにしました。床に張ってあるヘキサゴンのランダムなタイルは、お部屋の中まで連続的につながっていきます。

②LDK

 

LDKは、天井まで達しない壁をお部屋のアクセントにしました。この壁はLDKと寝室を干渉しない程度に間仕切るパーテションの役割を果たすことを試みました。このパーテションには贅沢に無垢の木材を張り付けてあります。お部屋全体に自然の光が間接的に降り注ぎます。

キッチンはきれいなステンレスとシンプルなデザインのものを採用しました。MUJI-kitchen、無印良品さんのデザインです。

 ③ワークスペース

最近はリビングの主役がテレビからインターネットや携帯電話に代わってきました。テレビの配置は当たり前のように想定されているのですが、パソコンを利用するカウンターは生活に必須な場所になっています。書斎と言うとちょっとレトロな響きかもしれません。好きな音楽を聴きながら、本を読んだり、スキルアップの勉強に集中するといった環境をカフェが担うようになっていますが、窓辺の風通しの良い場所に”家カフェ”のような雰囲気のワークスペースを設けました。

 ④bedroom

お部屋全体とのつながりを感じられ、ベッドに横たわった時には背の高いヘッドレストに包まれる感覚。部屋全体がひろーいベットのようなベッドルームをイメージしました。お部屋の向きはリノベで変えることなどできませんが、バルコニーが南東に面しているため、朝日を感じて快適に目覚められるお部屋になりました。細かいところですが、クローゼット内は間仕切っています。

⑤バスルーム・洗面・トイレ

LDKと水廻りを今回は扉で仕切っていません。洗面スペースに向かう目線を壁で遮ることで閉塞感を感じないような連続性をイメージしました。

洗面は造作しステンレス製のボウルを採用しました。

浴室はTOTOのほっカラリ床や節水型シャワー水栓、ワイド浴槽になっています。

トイレには白いタイルをアクセントとして壁に貼り、天井はグレーのクロスで仕上げました。

今回のリノベ物件は、30～40代の多様な趣味を持っておられる方を想定したプランです。日常の生活に飲食店やカフェ、ホテルに宿泊しているような場所を、限られた広さの中で実現することを目指しました。既成概念を少し超えることで、住まいが心地の良い場所になるのではないかと思います。リノベーションは予算もかかりますが、ちょっとした工夫やアイデアでまだまだいろんな住まいを作る事ができると思います。このお部屋をイイなと思っていただけたら、是非一度体感していただければと思います。

これまで本記事をお読みいただき、誠にありがとうございました！

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＊リノベ内覧会開催しました！

　2015年8月29・30日
ご来場誠にありがとうございました！
予約制になりますが、内覧可能です。お問合せください。
sakai@meiwajisho.co.jp

明和地所×R＊design（No.004）