日々の身体のメンテナンスを行うように、住宅ローンも、適宜メンテナンスを行う事で支払うはずだった利息を減らす事ができます。今回は、意外と知られていない住宅ローン借り換え術をお伝えします。
《実はフラット35からフラット35への借り換えもできる》
お客様とお話しをしていると、フラット35からフラット35への借り換えが出来ない、と思っている方も多いことに気づきました。取り扱いが同じ金融機関での借り換えは出来ませんが他の銀行が取り扱っているフラット35へは、借り換えが可能です。
例)●●銀行取扱いのフラット35 金利3.0%→▲▲銀行取扱いのフラット35 金利1.6%
《借り換えで毎月2万円、35年でプリウスが2台買えるくらい差がつくことも》
2008年に金利3%で借りた人が、2015年に1.6%で借り換えたとします。
すると、毎月115,445円 → 96,351円
ローンを支払い終えるまでに約664万円もの無駄な金利を削減する効果があります。
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《余裕があるなら、20年以内の借り換えも視野に》
フラット35は、借入機関20年を境に金利が変わる商品です。ということは、思い切って借り換えの際に、20年以下の返済期間を選択すれば、期間を短くしたにもしたにも関わらず、毎月の支払い額が下がることがあります。
上記事例の、借入を期間20年を選択した場合毎月の支払い額は、現状から+1万円になりますが、金利削減効果は約800万円にものぼります。
いかがですか?
各銀行によって、融資に関しての手数料や金利等の特色が異なりますので、ローンに詳しい不動産屋さんに確認してみるのが良いかもしれませんね。