史上稀に見る低金利時代、住宅購入、ローンの借り換えを検討されている方も多いのではないでしょうか?
今回は、千葉銀行、京葉銀行、千葉興業銀行、千葉県にある地方銀行(地銀)の住宅ローン付帯の保険について、調べてみました。
各銀行の保険内容について
以前は、住宅ローンの金利に上乗せであった「ガン団信(ガン保険付帯団体信用生命保険)」が無料で付帯するようになっております。3つの銀行の違いは、加入年齢と付帯サービスにあります。
《無料のサポート充実なら京葉銀行》
ガン団信のほかに、個人賠償責任保険1億円と、自身の交通事故に関する保証もついています。さらには、医療から介護その他の生活相談窓口も利用可能となります。
《金利勝負で選ぶなら千葉銀行》
ガン団信の加入年齢が、他行に比べて若いのが特徴です。付帯サービスについては、検討中かもしれませんが、現段階では、レパートリーが少なくなっております。ただ、金利勝負の際には他行に比べて常に強い印象があります。ほかのサービスは別の保険でカバーする、とお考えの方にとっては千葉銀行の選択が良いかもしれません。
《夫婦二人で借りるなら検討したい、連生団信の魅力 千葉興業銀行》
三井住友銀行も夫婦連生団信を取り扱っていますが、なんといってもガン団信の夫婦連生型は、千葉興業銀行のみが対応しています。通常の収入合算、連帯債務など夫婦二人で借りる住宅ローンの場合は、どちらか一方に万が一の事があった場合でも、夫、妻の負担分しか保険対象になりませんでした。共働き夫婦が増える昨今、この分野をカバーできる住宅ローンは心強いですね。
所感【銀行の選び方が変わっている】
昔は、給与振込やお付き合いがあるので、と普段利用している銀行で住宅ローンをお借りになる方が多かった印象です。
現在は、ネット銀行の台頭によって金利競争にシフトしており、考えられないくらい低金利でローンを借りられる時代になりました。これ以上の金利引き下げには限界が見えてきており、これからはローン+αの付帯部分で差別化を図ってくる事が考えられます。
借り換えの場合でも対象となる銀行も増えておりますので、今の自分達にとって、どんな選択肢が良いのか、今一度検討してみませんか?