NHK朝の連ドラ「ごちそうさん」を見ていて大いに同感する場面がありました。
主人公のめ以子が「私には何の夢もない!」と悩んでいる時、先生が包丁を研ぎながら言いました。
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「包丁は一枚の鉄の板にすぎない物だけど、研いで研いでいる内に鋭く切れる貴方の包丁になるのです。
貴方の夢も自分のやりたいことを研いで研いでいる内に本当の夢になるのじゃありませんか」
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この時から、め以子は自分の好きな食べ物を人に美味しく食べて貰う為に生きる料理人への道を歩み始めます。
夢とか目標とかは最初からあるのではなく、そうやって目の前のお客様の望みを叶える為に繰り返した仕事の中から、
「お客様の住まいの夢を実現し、その家族に幸せになって頂くこと」が私の夢になったこと、
仕事を通して世の中の役に立つことに自信を持てるようになったこと等をお思い出して、大変感動したのでした。
夢とはそんなものではないでしょうか。 どうですか?