こんにちは、小野です。
今日はあまり天気が良くないですが、とても涼しくて快適な季節になったなあと感じています。
読書の秋
食欲の秋
運動の秋
仕事の秋!
と、なにをするにも適した季節の到来です!
あ、ちなみに私は秋生まれでして、
今月5日が誕生日です^^
プレゼント受付中です笑
さて、現在の傾き修正現場の状況ですが・・・、
9月18日のブログで紹介した「土台上げ工法」のお宅が水平になりました!!
昨日、訪問した際に写真を撮ってきましたので、是非興味のある皆様にご覧頂きたいです。
前回までの工程は、
・基礎コンクリート上部を削り
・削り出したスペースを利用し、土台直下にジャッキを据え付けます
・そして、床下を作業員が這いずり回りながらジャッキを操作し、家全体をゆっくり持ち上げます
ここまでが前回の工事でした。
下の写真は、家全体が水平になったあと、
持ち上げたときに生じた、“基礎と土台の隙間”をモルタル(水+セメント+砂)で埋めた様子です。
↑元の基礎コンクリートと、あとから詰めたモルタルの繋ぎ目がよく分かると思います。
↑通気口はジャッキを据え付けるために利用しやすい(コンクリートを削る部分が少なくて良い)ので、工事の際は金網を取り壊します。
上の写真は、水平になったあと新規で取り付けた通気口です。
↑玄関は土台よりも下に作られているため、外周と同じように隙間が生じます。
もちろん、ここもモルタルで埋めてあげます。
↑これは、浴室を囲う土台が私の肩の位置くらいにあった(他の場所は膝下くらいの位置にあります)ため、
外壁を切り取り、土台を露出させ工事を施しました。
ここの仕上げは、水周りなので、しっかりと防水シートを敷きこみ、隙間をモルタルで埋め、最後に壁を造作します。
↑施工前に壊したお風呂も、このように綺麗に仕上がりました!
元の窓をここまで活かすことが出来たのは、「神業」なんだそうです。
↑玄関屋根を支える柱は、ジャッキアップするために独立基礎を解体してしまいます。
それを、水平にした後に新規で造設しました。
以上が水平工事が完了するまでの工程です。
このあと、繋ぎ目が丸見えで格好が悪くなってしまった基礎の表面を、
左官屋さんにお願いして、セメントで化粧をしてあげます。
そうすると、見た目では工事したことが全く分からないようになります。
これで土台上げ工法の完成です!
では、また報告いたします。