下のグラフは、2012年から2016年11月までの期間、浦安の中古マンション流通量と日経平均株価のグラフを重ねたものです。日経平均が上がるタイミングでは流通量が減り、下がるタイミングでは流通量が増えている…完全な相関ではありませんが、ゆるい相関関係が見えてきます。浦安の不動産の価格を見極めるには、日経平均株価の動向を注視していくことも一つの手段となります。
ここから考えると、浦安の不動産を売りたい場合、日経平均が上昇しているタイミング=浦安の不動産流通量が少ない=需要のほうが高いため売りやすい、と考えられます。2016年12月現在、トランプ効果で株価が上がっていますので、不動産の売却を検討されている方はひとつのタイミングかもしれません。売却の不動産の種類(収益物件なのか居住用なのか、戸建てなのかマンションなのか等)や、売却の目的によっても査定内容は代わりますので、詳しくはご相談ください。
また、買うことを考えている場合は、日経平均が下落しているタイミング=浦安の不動産の流通量が増えている=いろいろな物件を比較検討できる、と考えられます。現在の物件流通量については、2012年からの5年間に限ってみると少ない状態ですが、現状金利が低いため、住宅ローンが借りやすくなっています。ただ、株価が上がると金利も上がるという傾向もありますので、あわせて注意が必要です。
もちろん、例外的な動きをするタイミングもあります(たとえば2013年の夏ごろは、消費税増税の駆け込み需要期で日経平均株価・浦安の不動産流通量がともに上昇しました)。浦安の不動産市場のリアルタイムの動きを知りたい場合は、その都度お問い合わせください。