こんにちは。
明和地所の香川です。
先日、公示地価が発表されました。
「住宅全体 0.1%上昇」
・・・大きいか小さいか、わからないですね。。
最近、テレビや新聞でも、景気回復とはいかないまでも、
前向きな表現が増えてきたように感じます。
マスメディアの影響は強く、こうしたニュースがどんどん増えて行くと、
全体の消費動向も変わってくるのかな、と考えています。
さて、今回の公示地価、浦安でも上がっている所があります。
「やった!これで、家も高く売れるようになる!!」
と考える方もいらっしゃるかもしれません。
そもそも、公示地価って何のために出すのでしょう?
不動産の価格を表現する方法として、実は4つの考え方があります。
1)実勢価格・・・取引されている金額。浦安の不動産屋さんの店頭に出ている価格がイメージに近い
2)公示地価・・・「地価公示法」に基づいて、毎年1月1日に特定の場所が、どのくらいの金額になるのか、を
不動産鑑定士などが評価し、算出するもの。
浦安でも、猫実・堀江地区の区画整理事業などの保証金の算出などに役立っています。
3)路線価 ・・・道路の値段を設定し、そこから土地の価格を出す評価方法。
相続・贈与などの際、この金額を基に資産を算出します。
公示地価の約80%を目安と言われています。
4)固定資産評価額・・・登録免許税、固定資産税などを算出する際の基の数字。
3年に一度評価の見直しがあります。
公示地価の70%が目安と言われています。
このように4つあり、いずれも異なる用途で利用されています。
お気づきかもしれませんが、公示地価が上がるという事は、
すべてに置いて影響があるということ。
すなわち、相続財産の評価増にも繋がるわけです。
来年の相続税の基礎控除枠縮小に向けて、
そろそろ対策を始める必要がありそうです。
「自宅の評価はどれくらい?」「相続発生前には、どうしたらよいの?」など、
ご相談がありましたら、是非お気軽にお声掛けください。
弊社会長も、「相続アドバイザー」として月に2回セミナーを開催しておりますので、
こちらも併せてご利用ください☆
以上、明和地所 売買部 香川でした。