浦安市日の出公民館のすぐ隣に消防署が2014年10月開所予定です。
日の出、明海地区に消防施設がなく119番にかけても猫実にある消防本部もしくは今川にある出張所から消防車・救急車が出動していました。
この施設により浦安市の新町への消防車・救急車の出動がより迅速なものになります。
既存の施設からの出動でも大丈夫なのでは?と思われる人もいるかもしれません。
しかし、救命活動、消火活動ともに初動までの時間が大事なのです。
心肺停止後、1分経過で救命率が約90%。その後1分ごとにおよそ10%ずつ救命率は低下していきます。
9分経過した時点で救命率は10%を切ってしまいます。
10分経過してしまうとほぼ助からない状況に・・・
心肺停止後いかに迅速に救命活動ができるかどうかが生死を分けます。
また、心肺停止から蘇生までの時間が早ければ早いほど脳に後遺症が残りにくくなります。
脳は酸素を大量に消費します。その脳への酸素供給が止まると脳機能の停止、脳細胞の破壊が始まります。蘇生できたとしても重度の後遺症が残る可能性があるのです。後遺症を残さない為にも蘇生までの時間が重要になります。
救急車が早く駆けつけることが出来ればAED(自動体外式除細動器 電気ショックにより心臓の動きを正常に戻す)などを使い生存の確率を高めることにつながります。
消火活動についてももちろん早いことに越したことはありません。消火までの時間が早ければ早いほど延焼は免れます。
この施設の完成により日の出、明海を中心とした新町がより住みやすい街になるはずです。
ちなみに、サイレンは大通りに出てから鳴らすという配慮もあるみたいです。(例外有り)