"相続" の記事一覧

おしどり夫婦の証!?自宅のおしどり贈与とは

長く連れ添った夫婦のための相続税対策として、また、いわゆる終活の一環として、あちこちで耳にするようになった「おしどり贈与」。お客様から相談を受けて色々と調べましたので、制度の概要や実態をご紹介します。…

成年後見制度 その5

もう2ヶ月前の話になりますが「認知症と不動産取引」というセミナーを受講し、認知症発症者の行う不動産取引についての注意点などを学びました。 認知症は意志能力の低下を意味するわけで、認知症=意志能力を欠い…

みんな歳を取る! で、どうする?

(1) 人は皆、歳を取る。 先日運転免許証の書き換えで75歳以上の「高齢者講習」を受けました。6名の受講者が居ましたが、「この講習では落としませんが、認知症の検査が中心です」と言う検査や反応検査や実技…

遺言状の必要性と書き方

(1)なぜ「遺言状」を書く必要があるのか? 日本の相続法は、「遺言状があることを前提に書かれている」のですが、「遺言状」を書く人が 20%しか居ないから、残りの80%の遺言状が無い遺産相続では争うこと…

「老後の悩み」とその解決法

一. 「老後の悩み」にはどんなことがありますか? (1) 日本人の平均余命は永~い。 男性は83歳・女性は89歳で1/2が、男性は90歳・女性は95歳で1/4が生きています。(厚労省「2013年簡易生…

成年後見制度その3

成年後見制度その1はこちら、その2はこちら 今回は法定後見の種類のうち「保佐」について書きたいと思います。「保佐」とは本人の判断能力が著しく不十分な状態のことをいいます。「後見」の本人判断能力が欠けて…

成年後見制度について その2

以前ブログで「成年後見人制度」について書きましたが、最近も不動産所有者に意思能力がなく弁護士が後見人となり取引したケースがありました。 その方は、ご主人もいらっしゃらない。子どももいない。身寄りは遠方…

成年後見人制度について

平成25年の統計で65歳以上の「高齢者」が総人口の25%となりました。 本格的な高齢化社会を迎えて今後は不動産取引においても成年後見人制度を利用される方が増えると思います。 実際、不動産売却の際に後見…