シェイクスピアは「赤ん坊は泣きながら生まれてくる」と人生には苦しいことが多いと感じていた人のようです。 しかし、生命科学者の村上和雄教授は、
「赤ちゃんは、生まれてからしばらくすると、誰に教えられたわけでもないのに、実に柔らかい微笑みを浮かべます。この天使の笑みを見た母親や家族は『可愛い』と感じて思わず笑みを返します。すると赤ちゃんはますます微笑むようになり、スキンシップやコミュニケーションが深まっていきます。」
「人は言葉を話す前に、まず笑うのです。」
「この人生で最初の笑みは遺伝子DNAにすり込まれたものでしょう」
「笑いは、相手の不安や緊張をほぐし、心に潤いをもたらし人の心と心をつなぐきわめて重要なコミュニケーションの道具なのです。」
「よく笑う人は病気にならない」
「病気になっても、治療はするが病気を忘れる人は治りが早い」
「笑いは『薬』にもなるのです」
と書いています。
(「アホは神の望み」村上和雄著 サンマーク出版 参照)
諺でも「笑う門には福来たる」と言います。どうやら人生は悲観的に考える人より、楽観的に考える人の方が強く、楽しく、幸福に生きられるもののようですね。私も村上さんのように、自分に起きる全てのことを「有り難う!」と受け止めて、ニコニコ笑いながら楽観的で積極的な生き方をするように心がけて生きたい、と思います。